アルペン監督のひとり言

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卒業式

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昨日、卒業式が行われた。私にとっては4回目の卒業生を送り出すことができた。前任校では30名に満たない人数のクラスばかりだったので、40名を送り出したのは今回が初めて。そういう意味では、私自身も学べたことが多かった。

平成21年度は1年6組。留年生も含めた42名。転勤して来て7日目の仕事が入学式の呼名だった。学校の状況も分からないままでのスタートは難しかった。手探り状態でのスタートだったが、預かった以上子どもたちに対する責任を再認識した。この日から、3年間継続したことが3つある。その3つがはたして教育か、と問われれば疑問もあるが、今振り返ればそのことによって子どもたちにも変化が見えた。決して無駄ではなかったのかなと思う。

平成22年度は2年2組。クラス替えがあり、人数の最も多い進学クラス40名。他のクラスに比べれば比較的いわゆる「良い子」が多かった。が、内情は個々がバラバラで、人間関係的にはバランスが非常に難しかった。結局、私が先頭に立たなければならないことが多く、行事の度に苦労は多かった。アイスブレイクにはとにかく時間がかかったが、それでも少しずつまとまって行った。他校に比べたら能力は低いので、進路については夏休みから強制的にスタートさせた。

今年度は3年2組。もう一つの進学クラス1組との間で、少数のクラス替えをした40名。移動した人数が少数なので、これまたスタートは難しかった。とは言え、とにかく進路を早く進めていかなければならない。かと言って、安易に決めさせるわけにもいかない。それでも、早くスタートさせた甲斐もあって、大学6名、短大2名、専門学校24名、就職8名で決着した。子どもたちの気持ちの揺れを間近で見ながら、40名全員の卒業に辿り着くことができた。

卒業式が終わって、最後のHR。保護者も多く、教室は満杯。話したいことは山ほどあったが、結局話せたのは半分くらい。でも、どうしても話したかったことは話せた。子どもたちはサプライズも用意してくれた。こういうことは絶対できない子どもたちだと思っていたのだが。実は昨日の予行を12名も欠席した。どうやらこれを作っていたらしい。やり方がちょっと違うのが、この子たちらしい。HRが終わっても、みんななかなか帰らなかった。写真もたくさん撮った。みんなびっくりするくらい良い表情。手のかかったやつほど、ウザいくらいまとわりついてくる。結局「先生ありがとう」というたった一言で、今までの苦労はチャラにされてしまう。

正直、自信を持って送り出せた訳ではない。正直、心配で心配で仕方ない。でも、この子たちからは本当にたくさんのことを学んだ。教員としての幅は2倍くらいになったような感覚。もしこの子たちに出会えなかったら、と思うとゾッとする。全員が去った後の空っぽになった教室は、やはりメチャクチャ寂しかった。

「上手くはいかぬこともあるけれど 天を仰げばそれさえ小さくて」

あなたたちの担任でいられたことを、心の底から感謝します。

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Written by アルペン監督

2012/03/03 @ 21:47

カテゴリー: 学校

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