アルペン監督のひとり言

チーム新潟応援ブログ

Archive for 3月 2011

転入学試験

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震災に伴い新潟県に避難している高校生を対象に、新潟県の高校への転入学試験が明日行われる。県の発表では、54名が24校で試験を受ける。ほとんどが隣接の福島県の生徒であろう。本校にも1名の希望者がおり、明日試験を行う。福島県の中学校を卒業し、合格していた高校が避難勧告範囲にあるため目処が立っていない。そのため、親戚の所に身を寄せ、本校への転学を決意したらしい。新潟県は今後も被災地からの転入学を柔軟に受け入れることを表明しているので、状況によっては本校への転学者も増えるかもしれない。

生徒本人にとっても、そして実際に受け入れる我々にとっても、未知のチャレンジ。でもきっと求められるのは、特別扱いではなく他の生徒と同様に接することなのだと思う。生徒の父親は、ニュースで毎日流れる某町の役場職員。そんな家庭環境の中で、大きなチャレンジをする生徒を温かく見守りたい。うちの学校の生徒も、今回の震災から派生する様々な事象から何かを感じ、何かを考え、そしてこれからの自分に活かしてほしい。

また、教え子の何人かは、自衛隊員として福島県をはじめ最前線に入っている。自ら望んで自衛隊員になったとは言え、本当に危険な最前線に行ってみてどうなのか。ニュースには流れない、ニュースでは伝わらない、現場でしか見ることのできない、現場でしか感じることのできない、そんな状況の中で毎日を送っているのだろう。無事に任務を遂行してくれることを信じています。

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Written by アルペン監督

2011/03/31 at 22:09

カテゴリー: 学校

チャリティーマッチ

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日本代表vsJリーグ選抜のチャリティーマッチ。国際Aマッチと違って選手を拘束する力を持たないゲームに、海外のクラブチームは選手を派遣してくれた。これは本当に凄いこと。世界が日本を応援してくれているということを、本当に実感できる。

あまりにも大きな震災の被害によって、すべてが自粛ムードだったが、少しずつ元の活動を再開していかなければならない。もちろん被災地復興は最優先なので、節電などには十分な配慮をしながら。日本経済までが沈降してしまったら、復興の足かせにもなってしまう。お金を社会の中で回していかないと、震災と関係ないところで二次被害、三次被害として及んでしまう。日本が元気を出していかなければならない時期に入りつつあると思う。

Written by アルペン監督

2011/03/29 at 21:54

カテゴリー: サッカー

新たなスタート

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東北地方は未だに物資が不足している地域もあるものの、大動脈である東北道・磐越道が全通し、海路も復活、JRも徐々に復旧し、復興への歩みが始まっています。福島原発は依然として予断を許さない状況が続いていますが、最前線で命の危険にさらされながら決死の作業に当たっている人々がいること、そしてその家族がいることは忘れてはなりません。水や農産物から放射線が検出されるなど不安は多々ありますが、私たちはどんなことも乗り越えていかなければなりません。

学校は終業式、そして離任式も終わり、22年度が終了しました。4月からは、新しいクラスでのスタートになります。転勤早々1学年担任を任されて2年が経過、早いもので3学年になります。この生徒たちとの残り時間もあと1年。手がかかる分だけ可愛く感じてしまうのは、本当に職業病だとつくづく感じます。充実した1年にしたいと思います。

前任校での教え子たちからも、春の便りが聞こえます。結婚して、文字通り人生の新しいスタートをする者。苦労の末、専門学校を卒業し、国家試験に合格し、看護師としてスタートする者。みんな人生でいくつもの分岐点を通過しながら、今に至っているはず。今回の大震災でも分かるように、人生はいつ何が起こるか分からない。だからこそ、今を悔いのないように精一杯過ごすこと、今しかできないことを精一杯やることが大切。新たなスタートに際して、精一杯頑張っていってくれることを願います。

Written by アルペン監督

2011/03/26 at 20:42

カテゴリー: その他

終業式

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毎日、被災地の様子が報道されていますが、皆さんは何を感じていますか?私はやっぱり教員なので、被災地の子どもたちの姿が心に響きます。「あれだけ津波に対する備えをしていたのに、津波は無残に全てを飲み込んでしまいました。」と卒業式の答辞を述べた中学生。当たり前の日常が、どれほど幸せなのか。私たちは再認識しなければならない。

学校は明日、終業式を迎えます。避難者を受け入れる準備はしたものの、公共施設に優先して受け入れをしているため、本校には出番は回ってきていません。昨年4月に44名でスタートした我がクラス。3名が途中で去ったが、残る41名は全員進級することができた。このクラスで過ごすのも明日と、25日の離任式のみ。4月にはクラス替えが行われる。このクラスの終わりが近付くに連れて、このままのクラスがいいと言ってくれる生徒たち。新しいクラスで、新しい人間関係をつくるトレーニングをしなきゃダメなんだよ、とは言いながら私もやっぱり寂しいです。

今日は、東北地方の友人や先輩、後輩と連絡をとりました。スキーの人間は山に住んでいるので、皆無事でした。軒並み中止になっているレースだが、岐阜県・朴の木平ではFISレースが開催された。賛否両論ある中での開催にはそれなりの意義がある。賛成も反対も、どちらの意見も正しい。いろいろな意見を踏まえたうえで、一つの行動をしていく。被災地のたくさんの想いを踏まえて、ひとりひとりができることをやっていく。こんな時だからこそ、たくさんの人の、たくさんの考え方にめぐり合うことができる。

Written by アルペン監督

2011/03/22 at 22:01

カテゴリー: 学校

大地震その後

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大地震発生から4日。被災地の死者などの被害状況は時間とともに増加し、福島の原発は依然として予断を許さない状況。あらためて被災された皆様にお見舞い申し上げます。

新潟市内は大きな混乱は無いものの、スーパーからはいつもは山積みのミネラルウォーター、カップラーメン、インスタントラーメン、パンなどが消えました。米、トイレットペーパーなどは品薄になってきました。東北方面に戻る人たちが買っていくのと、それを見て慌てて買う地元民が原因ですが、地元民は慌ててはいけませんよね。東北の人たち優先です。

そして、市内は薄暗くなりました。ネオンサインなど不要な電力を抑制しているからです。もちろん学校も昨日から節電、節水中です。東京電力は昨日から計画停電を実施していますが、東北電力も明日から実施です。新潟県も、別の地震があった津南町と十日町市、離島の佐渡市などを除いて実施されます。史上初めての計画停電、喜んで協力します。1日3時間くらい、全然平気です。

さらに、午後3時過ぎには、県を通じて各学校での被災者受け入れスペースなどの緊急調査があり、実際に被災者の受け入れを行うことになりそうです。被災地の避難所には限界があるわけで、何事もスピーディーに実行に移すことが大事だと思います。うちの学校では約200畳の格技場にジェットヒーターを準備して受け入れます。

各国の救助チームも続々と被災地入りし、スポーツを通じても支援の輪が広がり、戦後最大の国難に際して感じるのは人間のあたたかさ。思いやり、助け合い、支え合い、沖縄の言葉ならゆいまーる、そんな言葉の本当の意味を理解する貴重な機会なのかもしれません。

震災の影に隠れてしまいましたが、富良野市で行われていた全国高校選抜は、1日目のSGを行い、以後のレースはキャンセル。女子SGでは、杵渕千佳選手(関根学園)が2位、大野ちはる選手(関根学園)が5位に入賞。白馬村で行われていた全日本スキー技術戦は、準決勝まで行い、最終日の決勝がキャンセル。女子では、金子あゆみ選手が初優勝、小野塚彩那選手と水落育美選手が2位、関塚真美選手が4位、栗山未来選手が5位。男子では、柏木義之選手が3位、吉岡大輔選手が5位など、新潟県選手が多数上位に入った。最後までやれなかったことは残念だったが、大会は来年も、その次も、そのまた次もあるから。

さて、今後のレースの開催情報について、現場で情報が錯綜しているようです。非常事態なので止むを得ない感じもしますが、冷静に正確な情報を掴んでください。昨日の段階では、FISのカレンダーで以後の国内FISレース全てがキャンセルになっていましたが、事実と異なるようです。是非、人から聞いた話ではなく、現地組織委員会に確認をし、正確な情報で行動してください。

Written by アルペン監督

2011/03/15 at 21:28

カテゴリー: その他

衷心よりお見舞い申し上げます

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3月11日発生の、東北地方太平洋沖地震により被災された皆様に、衷心よりお見舞い申し上げます。

震災発生時、私は学校の教務室でした。昨日は新潟県公立学校の合格発表の日。本校の合格発表は14:00。ほとんどの中学生が発表を見て、必要書類を受け取って、下校した後だった。新発田市は震度3だったが、長時間に渡る船のような揺れ方。揺れている最中に、震源に近い地域は大きな被害が出ることは容易に想像できた。校内には補習または部活動のために登校していた生徒とが30名ほど。先生方は教務室に召集され、生徒も会議室と図書室に集められた。校舎内の異常の点検と、生徒の帰宅手段の確認が行われた。校舎は家庭科教室に若干のヒビと、床の盛り上がりが確認されたが、それ以外は問題なかった。生徒は保護者の迎えや、教員が送ったりして無事に帰宅することができた。

教務室の非常災害用テレビで刻々と東北地方の被害状況が映し出されたが、津波の威力には愕然とした。車がまるでミニカーのように、そしてまるで映画の特撮のように、あらゆるものが押し流された。僅か1cmでもニュースになる津波が、最初の予想が6m、その後10m以上、そして実際にその規模の津波が到達し、海沿いの街並みを一気に飲み込んだ。東北地方は、先月秋田での国体へ移動するために通ったばかり。仙台空港も仙台港も八戸港も、私には馴染みの深い場所。スキー関係者にとっても同様だ。

帰宅後もテレビの前から離れられなかった。夕食中に、携帯が鳴った。緊急地震速報のエリアメールだった。明け方前には頻繁に鳴り、中越・長野県北部で強い揺れが観測された。幸い実家にも親戚にも被害は無かった。ただ、茨城県ひたちなか市の親戚だけは連絡が取れない。思い出されるのは中越地震。あの時は酷い目にあったが、今回の太平洋側はその比ではない。

明け方のエリアメール以降は眠れず、それからテレビにくぎ付け。10時前に学校から連絡があり、クラスの全生徒と連絡を取って安全確認せよとのことだった。学校に行き、電話を掛けまくり、12時前には全員と連絡が取れて一安心。学校から戻る際には、緊急支援物資を積んだ多数の新潟ナンバーのトラックとすれ違った。

中越地震、中越沖地震で被害を受けた新潟県は、あの時全国から支援を受けた。新潟県は、近年の震災からの教訓で備蓄していた食料を、すべて東北地方に送ることを決定した。国内だけでなく、世界各国からも支援が寄せられ始めている。余震が続いている現在、被害の全容は掴めずにいるが、現時点で死者・行方不明者は1400人以上と伝えられているし、残念ながら数字はまだ大きくなりそうだ。地震被害との闘いはこれから。みんなでできることをやって、復興しましょう。どんなに時間がかかっても。

Written by アルペン監督

2011/03/12 at 21:36

カテゴリー: その他

ジャパンシリーズ@志賀高原

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志賀高原のジャパンシリーズ。今回は急斜面のジャイアントで行われた。Far East Cupのファイナルラウンドとなる志賀高原での、チーム新潟の成績。

フェニックスカップ男子SL(7日)

  •  1位 大越龍之介(東海大学)  1:38.62
  •  3位 佐藤翔   (カンダハー)    1:41.35

フェニックスカップ女子SL(7日)

  •  1位 星瑞枝   (日体大OB会)1:25.17
  •  2位 長谷川絵美(サンミリオンSC)  1:27.05
  •  3位 清澤恵美子(チームクレブ)   1:27.24
  • 13位 大久保有美(チームJWSC)  1:31.54
  • 15位 高橋亜季  (日本体育大) 1:32.38
  • 33位 三富夏季  (小出高)    1:51.41

インジェクションで固めたジャイアントの急斜面は、やはり強敵だったようで、男子は22名、女子は33名しかリザルトを残せなかった。女子は8.50という素晴らしいペナルティがついた。

志賀高原カップ男子SL(8日)

  •  1位 大越龍之介(東海大学)  1:41.96
  •  6位 佐藤翔   (カンダハー)    1:44.10
  •  7位 布施峰   (チームJWSC)  1:44.33
  • 24位 近藤慎也  (中京大学)  1:48.31

志賀高原カップ女子SL(8日)

  •  1位 清澤恵美子(チームクレブ)   1:29.99
  •  2位 星瑞枝   (日体大OB会)1:30.45
  •  9位 大久保有美(チームJWSC)  1:37.27
  • 21位 渡邉久瑠美(専修大学)  1:42.97
  • 25位 杵渕千佳  (関根学園高) 1:44.54

女子のペナルティは、昨日をさらに上回る8.08。SLの種目別優勝は、男子はJUNG Dong-Hyun選手(韓国)、女子は最終戦の逆転で星瑞枝選手(日体大OB会)。

志賀高原カップ男子GS(9日)

  •  1位 中村和司  (法政大学)  1:49.89
  •  2位 佐藤翔   (カンダハー)    1:50.10
  •  4位 布施峰   (チームJWSC)  1:50.55
  • 28位 小林日向  (日本大学)  1:53.92
  • 49位 桒原涼   (近畿大学)  1:57.19

志賀高原カップ女子GS(9日)

  •  1位 金子未里  (立命館大学) 1:57.93
  •  3位 長谷川絵美(サンミリオンSC)  1:58.74
  •  4位 星瑞枝   (日体大OB会)1:58.98
  •  7位 清澤恵美子(チームクレブ)   1:59.56
  •  8位 渡邉久瑠美(専修大学)  1:59.71
  • 15位 大久保有美(チームJWSC)  2:01.19
  • 26位 高橋亜季  (日本体育大) 2:03.99
  • 41位 目黒恵里奈(法政大学)  2:08.21
  • 47位 杵渕千佳  (関根学園高) 2:09.59

女子のペナルティは、13.71。GSとしては、これもすごいペナルティです。GSの種目別優勝は、男子はJUNG Dong-Hyun選手(韓国)、女子は星瑞枝選手(日体大OB会)。星選手は、これでSL・GSとも来季のワールドカップ個人出場枠を確保。これを足掛かりに、ソチオリンピックに向けたプランニングができるのではないだろうか。是非、頑張ってもらいたいです。

大会関係者、選手、コーチの皆さん、全日本選手権からの長丁場、お疲れ様でした。さあ、次の注目は、11日~13日の高校選抜ですね。

Written by アルペン監督

2011/03/09 at 22:03

カテゴリー: スキー